父は会社に殺されたと思う

父は過労死だったと認めさせるため…美人姉妹(笑)の奮闘記

ひどい親のもとに生れた子供

ひどい親って本当にいるんだな…。

 

昨日は眠れなくて、登録したばかりの「はてな」をグルグルと徘徊してみた。こんなにひどい親がいるんだ…って衝撃だった。親から受けた虐待は、子供の人生を少なからず狂わせてしまうし、成人して虐待をされなくなったとしても、虐待の記憶で苦しんでいる。

 

今私は、父を亡くして悲しみの底にいる。過労死だったと信じているから(認定されていないので)誰かを恨んで生きていくのってこんなに辛かったのかって実感している。

 

でもね。そうやって実の親を亡くして、「悲しみのどん底です」って素直に言えるのって、幸せなことなんじゃないのか?って思った。私の感情はとってもシンプルだからだ。

 

親から虐待を受けた子供は、親の死をどうやって受け止めるんだろう、そんなことを想像してみる。「大嫌いな親から解放された」という単純な感情ではないことは経験のない私でも想像できる。また、「大好きな親を失って悲しい」と思えるわけがないことも想像できる。

 

ただただ、単純に親を憎めたら少しは楽だろうに…。と思うけれど、憎みながらも愛情があること、親の愛情を求めていること、傷つきたくないからこそ求めたくないと思っていること…。文字になっていなくても伝わってきて辛くなった。この人たちが親を亡くした時、言葉にできないような複雑な感情と向き合わなければならないのだろうと想像したら、私なんて悲しいながらも幸せなヤツだと思った。

 

人の不幸をみて、自分の幸せを確認したいんじゃない。今、私もどうやって悲しみの底から這いあがらせていいのかわからなくなっている。人生で今が一番つらいとも思っている。だからこそ、私よりも苦しむ人たちがいるのではないかと思ったら、「辛い」って簡単に言ったらダメなんじゃないかと思った。

 

親の死を心の底から悲しいと思える状況だということは、今までの自分がいかに幸せで愛されていたからこそだという事にやっと気づくことができたような気がする。

 

 

お父さん。

今日はお父さんが残した、手書きの日報をパソコンで整理しています。私のいままでの人生を、お父さんはこうやって働いて、養ってくれてたんだって、やっと知ることができました。あなたの真面目で不器用な仕事ぶりに、「私もう30歳だよ!すこしは私に頼ってよ!体を壊してまで働いてほしくなかったよ!」って怒りたい気持ちが半分と、「気づこうと思えば、気づけたんだ。自分の事で精一杯で何もできなくてごめんね」って気持ちが半分。

ただ、あなたがその身体を限界まで酷使して、守ってくれたんだ。私には心配かけないようにいつも優しい笑顔だったんだ。そう思うとまた悲しくなりました。

 

 

 

※私には虐待の苦しみを想像することしかできないので、私の文章で、傷つけてしまったら本当にごめんなさい。攻撃や避難や、又は同情というような感情で書いたわけではないことご理解いただけると幸いです。

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