父は会社に殺されたと思う

父は過労死だったと認めさせるため…美人姉妹(笑)の奮闘記

ゆとりちゃんを擁護します。ゆとりちゃん万歳!

上司に「仕事ができる」とか「優秀だ」とかって認めてもらう事、そんな事なんて全くの無意味なんだろうと思っている。上司から褒められるということで承認欲求をみたしている人がいたら、「他人は迷惑なんでやめてください」と言いたい。

 

年の瀬、飲み会が多いですね。旦那が飲み会から帰ってくると必ずと言っていいほど「20代の社員への不満」を口にしている。きっと旦那の同年代から上の世代にとっては、ゆとりちゃんは超問題児なんだろうなぁと思いながら、長い長い愚痴を聞く。

 

私自身は、ゆとりちゃん万歳!って思っている。1983年生まれの私は、一般的にゆとり世代というくくりではないし、ゆとり世代の前の氷河期世代でもない。私自身は「ゆとりさきがけ世代」だと思っているけれど、はっきりとしたくくりはない世代みたい。だからこそ、ゆとりの前の世代の価値観とゆとりちゃんの価値観との両方を持っているような気がする。

 

1980年代についておもしろいサイトがあったらか貼り付け。「ベタな1980年代生まれの法則」http://wiki.chakuriki.net/index.php/%E3%83%99%E3%82%BF%E3%81%AA1980%E5%B9%B4%E4%BB%A3%E7%94%9F%E3%81%BE%E3%82%8C%E3%81%AE%E6%B3%95%E5%89%87 1980年代生まれのひとは面白いのでぜひ見てみて!このサイトによると、まさに1983年生れは大きな転換期だったんだと思う。

 

 

話は戻って、ゆとりちゃんについて。

個人的に思うことは、「学力が低下したこと」は、ゆとり教育の弊害だと思う、でも会社のなかとかネットでゆとりちゃんが叩かれてるところのメインは学力低下についてではないよね。ゆとり以前の世代の人がゆとりちゃんを叩くところと言えば「やる気がない、責任感がない、縦社会を理解できない」というところだと思う。

 

ゆとり以前の世代が受けてきた教育というよりも、他者とのかかわり方への指導(教科でいえば道徳とかなのかな)って、社会に出たときや会社に就職したときに「扱いやすい部下、扱いやすい社員」になるための教育なんじゃないかなと思う。政治家とか財界の大物(笑)とかが、労働力を搾取しやすいように施してきた教育なんだと思う。ある種の洗脳がある気がする。

 

ゆとり以前の世代の人の中にだって、集団には向かない人や縦社会になじめない人はいたはず、でも協調性を重んじすぎる社会の中では変人とか社会不適合者というレッテルを貼られたんだろうな。だから社会不適合者のレッテルを貼られないように、違和感を感じても我慢して回りに合わせるとか、頑張るとか、必死で自分を偽ってきた人だって多いと思う。そして自分が苦しい思いをしながら社会に合わせてきたからこそ、社会に合わせるとか、集団に合わせるという努力をしないゆとりちゃんを腹立たしく思う人が多いんじゃないのかな。なんか「私が嫁に来たころは…て嫁いびりをする姑」の心理に似てる。自分がした苦労を次の世代も同じく味わってくれないと気が済まないみたいな。

 

だから、ゆとり前の世代の人のなかにも、ゆとりちゃんが作ってくれた新しい価値観の恩恵を受けている人って実は多いと思う。「心の病気」がだんだんと社会的に認められるようになった背景にも、ゆとりちゃんの影響って大きいと思う。私は今、休職をしているけれど、ゆとりちゃんが作ってくれた価値観がなかったら、世間から眉を顰められるそんざいなんじゃないか…。って思っている。

 

長くなりそうだから、また続きを書きます。