児童相談所に相談したら、FBで吊し上げられてます
の追記です。
大助君のお母さんは悪くないから
月曜日、朝起きると大助君がちょこんと私の父の祭壇に座っていた。「死んじゃったの?どうして?」と大助君が聞く。
「おばちゃんのお父さんはね、働きすぎで死んでしまったの。」と言うと「ママも働きすぎだから死んじゃったらどうしよう。」と大助君はcountryちゃんを心配した。
「大助君はママが大好きなんだね」と言うと「うん、大好きだよ。だからママが忙しくて一緒にいてくれないことが寂しい。」って。
「おばちゃんもお父さんのこと大好きだったんだ、だからもっと一緒に居たかったし働き過ぎでなんて死んでほしくなかったよ。でもね、おばちゃんのお父さんは《大好き》って言う代わりに、一生懸命働いてくれたんだ。《大好き》って言う代わりにお金をくれる人もいるし、上手に《大好き》が表現できない人もいる。人それぞれの大好きだよの表現があるんだよ。countryちゃんも大助君のこと、大好きだよ。でも今はcountryちゃんは少し心が疲れてしまったんだ。早く元気になるといいね。大助君が生まれたとき、おばちゃん病院に行ったんだよ。countryちゃん本当に喜んでいたよ。」
大助君のために、countryちゃんは大助君を愛してるけど、うまく伝えられないんだってことを説明してあげなきゃいけない。私に唯一できることは、それだけだと思った。
てめぇ、人の子供を誘拐してんじゃねぇ
そんなことを大助君と話したあと児童相談所に相談に行く準備をした。出かけようと玄関先でバタバタしていると、あの男の車が家の前に停まった。「ラブラドール♪ありがと〜、ラブラドールがいてくれるとほんと心強い。ずっとこっちに居てくれればいいのにぃ〜♪」と上機嫌でcountryちゃんが降りてくる…。大助君を迎えに来たんだ…。
「countryちゃん。きっと辛いことが沢山あって気持ちが疲れてるんだと思う。だからcountryちゃんの事を責めるつもりはない。でも、もう小5でも何日も家を空けてしまう環境だと大助君が危ないと思うんだ。ちゃんと公的な機関に相談しようよ。こういう時はほかの人の助けを借りようよ。今、countryちゃんと一緒に大助君を帰したら、また大助君を独りにしちゃうでしょ。」って言った。
countryちゃんの顔色が変わった。ものすごい形相で私を睨む。「調子に乗ってんじゃねぇよ。大助返せよ。」私が黙っていると「ねぇー!こいつ大助誘拐したんだけど!警察!警察!すぐ呼んで!」ってカレシに向って叫んだ。それでも私が黙っていると「誰か助けてぇ〜子供返してぇ〜」って玄関の前で大騒ぎした。カレシもでてきて「おい、ふざけんなよ!だれか通報しろよ!こいつ誘拐してますよぉ!」って一緒に大騒ぎする。
「おばちゃん。僕おうち帰るよ」って大助君が家の中から出てきた。すかさずcountryちゃんは大助君の手をつかんで「大助ぇ〜大丈夫!怖かったでしょ!」「てめぇ、マジで調子に乗ってんじゃねぇぞ!変態野郎、マヂキチガイなんだけど!」って逃げるように全く高級感のないベンツに大助君を押し込み乗り込んだ。お母さんが出てきて「ほんとに困ったことがあったら電話しなさいって、うちの電話番号渡したから。何かあったらここに来なさいって言っておいたから。」って私を家の中に引っ張ると、心配して出てきた隣のおばさんに謝りに行った。
児童相談所にいく
相談員の人に、暴力はないと思うけど、心配な状態で大助君が暮らしていることと、これまでの経緯をすべて話す。相談員さんははっきりとは言わなかったけど、大助君についての相談があったのは今回が初めてではないというような口ぶりだった。一時保護をするかどうかは今の情報だけでは判断しかねるけれど、今日中には一度訪問をしてみるという事だった。ただ、ここからは児童相談所に任せてほしい。私が状況を児童相談所に問い合わせても、児童相談所は大助君について答えることはできないと言うようなことを言われた。
とりあえず、今日中にはcountryのアパートに訪問してもらえるという事だったので少しホッとして児童相談所を出て本屋さんに向かった。娘と大助君とプリンを作っていた時に、「すごーい、すごーい、ホントにプリンって作れるんだねぇ」って大助君は目をキラキラさせていた。大助くんは、お菓子やデザートって買うものだと思っていて、工場じゃないと作れないと思っていて、そう思っていたプリンを自分が作れるって事にすごく感動していた。だから、大助君のクリスマスプレゼントに初心者用のお菓子作りの本を買った。娘が持っているものと同じ本を買った。
大助君はcountryちゃんが居ないとお腹を空かせてることが多いから、こんな本を送るのってどうなんだろうって思ったんだけど、お腹を満たすことと同じくらい大助君が目をキラキラさせることも必要なんじゃないかって思ったから、お菓子作りの本を買った。実家から自宅に帰る途中でクロネコによって大助君あてに本を送った。
イタズラデンワ
自宅に戻って、母親に「無事に着いたよ」って電話をかけた。母親の様子がおかしい。「ラブラドール、よかった。またいたずら電話かと思って怖かった。大助君じゃないと思うんだ、大人の声だから。」って怯えている。私が実家から自宅に着くまでの3時間、無言や笑い声の電話が10回以上かかってきたらしかった。きっとcountryちゃんだ…すぐにそう思った。countryちゃんは、ネグレクトは私のせいじゃない - 父は会社に殺されたと思う で書いたハーバー君の婚約者にもストーカーまがいの事をしてノイローゼまで追い込んだからだ。
「ラブラドール、何があったの?countryちゃんが酷いことになってるよ。」と同級生の一人から電話がかかってきた。私は、この3日間にあったことを話した。「事情は分かったけど、countryちゃんのFBとライン見てみなよ、ほんとに酷いことになってるから、実名も写真も載せてるし」って教えてくれた。やっぱり…って思った。
ネットの威力
想像はしてたけど、想像以上にひどかった…。まずFBに実名と写真入りで「誘拐事件」がアップされてた。
★お願い大助を返して
ハーバー君に振られて自暴自棄になっていたかわいそうなcountryちゃん。
やっと新しいカレシができてすこし浮かれちゃっただけだったcountryちゃん。
だから家事がちょっとだけおろそかになっちゃったcountryちゃん。
だからほんの少しだけ新しいカレシと二人でデートがしたかったcountryちゃん。
私(countryちゃん)が確かに悪かったんだけど…。
心無いラブラドールに虐待女扱いされて大助君を誘拐された。
児童相談所に通報されて、虐待の濡れ衣を着せられた。
大助は一時的に児童相談所に連れてかれてしまった。
お願い大助を返して。
これをcountryちゃんのカレシが自分のFBにシェアしてさらに拡散する
★このひでーくそ女にみんなで仕返ししてくれ!(実家の電話番号を張り付ける)
countryちゃんは一生懸命FBの友達を増やしてたから、かなりの友達数がいる。小学校と中学校の同級生ほぼ全員と前後2年くらいの先輩、後輩。たぶん、地元でこれからかかわっていくであろう人ほぼ全員に広まった。「countryちゃんかわいそう」「ラブラドールやりすぎ」「countryちゃんは間違ってない」「ラブラドールひがんでるだけ、負けないで」ってコメントに心が崩壊しそうになった。
さらに、大助君の事だけじゃ足りなかったのかありもしない悪口を15分おきにアップする。もちろんツイッターも連動してる。もうどれだけの人が見たのかと震えが止まらない。
ラインにもひどいことが書かれてるらしいけど、私は外されてるみたいで確認できず…。一夜明けた今は、countryちゃんのFBを見た人からのメッセージで「お知らせメール」が続々と届いている。もう弁解してもキリがないし、心が折れた。
私、ネットとかパソコンに疎くて、こういう時どうしたらいいかわからない。昨日のブログも沢山見てくれた人がいたってことはアクセス分析でわかったけど、どうしていきなりアクセス数が増えたのかの理由が分からない。
もし、今日のこのブログも見てくれる人がいて、どうやったらこの拡散が止まるのか知っている人がいたら教えてほしい。